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リオ・デ・ジャネイロで「コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術1950-1970」が開幕 日本戦後美術史にスポットを当てたブラジル初の美術展

Category: 展覧会

高松次郎「瓶の紐」1963年 紐、瓶 サイズ可変、インスタレーション ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates, Tokyo, Fergus McCaffrey, New York and Stephen Friedman Gallery, London 撮影者: 山本糾

リオ・デ・ジャネイロのパソ・インペリアル美術館で、「コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術1950-1970」が7月14日から8月28日まで開催される。1950年代から70年代の日本戦後美術史に焦点を当てた展覧会の開催はブラジルでは初めて。

元永定正「作品」1961年 油彩、キャンバス 150.0×130.0㎝ 東京国立近代美術館蔵


近年、世界のアートシーンで評価が高まる日本の戦後美術。展覧会では、具体や実験工房などの抽象表現、パフォーマンス、モノ派など、実験精神にあふれた約70点の作品を紹介する。「抽象の政治学」「アートと社会」「都市空間への介入」「もの、コンセプト、アート」の4つのセクションで、東京オリンピックのポスターを含む絵画、立体作品、映像、デザイン、出版物からパフォーマンスまで、様々なメディアの作品を展示する。

亀倉雄策 フォトディレクター:村越襄 フォトグラファー:早崎治「東京オリンピック」1962年(1990年リプリント) 103.0×72.8㎝ オフセット 東京国立近代美術館蔵 



赤瀬川原平「復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る)」1963年  インク、紙 90×180㎝ 名古屋市美術館蔵


同展の開催に際し、ハイレッド・センターが1964年の東京で行ったパフォーマンスを2016年のリオに移し変え、新しいコンセプトのもとリオの若いアーティストによるパフォーマンスを行う。また、1962年に建築家・磯崎新が発表した「孵化過程」のリオ・ヴァージョンを新たに制作し展示する予定。その他にも具体を代表する作家・元永定正の「作品(水)」をパソ・インペリアルの空間で再現したインスタレーションや、モノ派を代表する作家・菅木志雄による新作「周臨向」など、同展でしか観る事のできない貴重な作品が一堂に会する。


同展は8月のリオデジャネイロ オリンピック・パラリンピック開催にあわせ、日本・ブラジル共同で開催する文化交流事業「リオから東京へ From Rio To Tokyo 」の一環として行われる。

「コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術1950-1970」
会 期:2016年7月14日(木)~8月28日(日)
会 場:パソ・インペリアル美術館(ブラジル/リオ・デジャネイロ)
主催:国際交流基金、パソ・インペリアル美術館

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