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写真家アニー・リーボヴィッツの世界10都市を巡る展覧会が東京・東雲で2月20日から開催

Category: 展覧会

世界的写真家アニー・リーボヴィッツによる展覧会「WOMEN:New Portraits」が、2月20日からTOLOT/heuristic SHINONOME(江東区東雲)で開催されます。開幕に先駆け、本日記者発表会と特別内覧会が行われました。会場の様子とともにレポートします。

アニー・リーボヴィッツ(1949〜)は1970年代初頭、「ローリング・ストーン誌」の写真ジャーナリストとしてキャリアをスタート。73年に同誌のチーフ・フォトグラファーに就任し、83年からはヴァニティ・フェア誌とヴォーグ誌の仕事も手掛け、数々の著名人のポートレイトを撮影。リーボヴィッツの作品は世界各地の美術館で展示、所蔵され、今日に至るまでめざましい活躍を続けています。ジョン・レノンの暗殺のわずか数時間前にオノ・ヨーコとともに撮影された最後のポートレイトをご存じの方も多いのではないでしょうか。

Rolling Stone誌の表紙を飾ったジョン&ヨーコの最後のポートレイト(中央)のほか、初期「Women」プロジェクトを共同制作したスーザン・ソンタグのポートレイトと彼女が最も尊敬した作家ヴァージニア・ウルフの机を写した作品(右)や、リーボヴィッツ自身と娘たち、母親のポートレイト(左)も出品されている。

同展はリーボヴィッツが1999年にスーザン・ソンタグと共同制作し、絶大な人気を博した写真集『Women』から始まったプロジェクトの一環。会場にはアーティスト、ミュージシャン、経営者、政治家、作家、慈善活動家など、多彩な領域で活躍する現代の女性たちを捉えた新作の肖像写真群が一堂に並ぶほか、プロジェクト初期のオリジナル作品や未発表写真も展示されています。

アニー・リーボヴィッツ氏。「WOMEN」シリーズの新作が並ぶ。

リーボヴィッツは「Women」シリーズについて以下のように語っています。「このシリーズは私自身が尊敬する女性を撮りたい、という思いから始まりました。ステレオタイプな思考によって目の前の人物をとらえるのではなく、その人のもつ固有性やバックグラウンドに注目すること。私は”彼らが何をやっている人なのか”ということに非常に興味があります」。また参加者から日本の印象について尋ねられた際、「撮りたいと思う方はまだたくさんいますが、日本の美智子皇后陛下もそのうちの一人です」とコメント。

右から同展の独占コミッショナーであるUBSグループのチーフ・マーケティング・オフィサーであるヨハン・イエルボウ、アニー・リーボヴィッツ、UBSジャパン・カントリーヘッドの中村善二の各氏。

長年現代アートをサポートしているUBSをコミッショニング・パートナーに迎えて実現した同展は世界10都市で開催され、東京は1月のロンドンに続く2会場目となります。東京展の後は1年をかけ、サンフランシスコ、シンガポール、香港、メキシコシティ、イスタンブール、フランクフルト、ニューヨーク、チューリッヒに巡回します。入場は無料。また会期中の週末には、ファミリー・ウィークエンド・ワークショップも開催されます(HPより要予約)。

世界的写真家の眼を通してみる女性の役割の変遷、そしてこれからを映し出す展覧会。この機会にぜひアニー・リーボヴィッツの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

アニー・リーボヴィッツ「WOMEN:New Portraits 」

会期:2016年2月20日(土)~3月13日(日) ※会期中無休

会場:TOLOT/heuristicSHINONOME  東京都江東区東雲2-9-13 2F

開館:11:00~19:00 

料金:無料

主催:UBS

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