美術の窓 No.449 2021年2月号

池袋モンパルナスって何だ!?

美術の窓 No.449 2021年2月号
ジャンル 美術の窓
出版年月日 2021/01/20
ISBN 4910076930216
判型・ページ数 B5・194ページ
定価 本体1,524円+税
在庫 在庫あり

1930年代、豊島区要町、長崎、千早を中心に若い芸術家向けにアトリエ付き賃家群が生まれたことで独自の芸術文化を構築した通称「池袋モンパルナス」。その幕開けから、現代に受け継がれる豊島区の取り組みまでを紹介し、当時から今日に流れる池袋モンパルナスの精神を今一度振り返る。池袋モンパルナス 周辺の作家紹介はもちろん、当時を知る手がかりとなるインタビューや当時の様子を描いたマンガ、その痕跡を辿るお散歩マップなど、「池袋モンパルナス」とは何なのかに迫る充実の内容でお届けします!



【お詫びと訂正】
●18頁の太平洋美術研究所卒業生に高村光太郎の名が挙がっておりますが、正しくは高村光太郎は卒業生ではなく妻の智恵子が卒業生です。
●43頁の舟越保武の顔写真部分が誤って松本竣介の顔写真となっておりました。
●49頁の峯孝作品展示館の記載に誤りがありました。正しくは「つつじが丘アトリエ村の一角に残る彫刻家・峯孝のアトリエに開設されている。野外に峯の作品がいくつか置かれ、館内にはブロンズ、石膏、テラコッタなど、試作や原型を含む貴重な作品群が多数展示されているが、現在は休館中。」です。

お詫びして訂正いたします。




【巻頭特集】池袋モンパルナスって何だ!?
◆マンガ
しりあがり寿「あとりえむらストーリー」

◆インタビュー
野見山暁治「池袋モンパルナスに住んだ唯一の語り部 80年前のアトリエ村を振り返る」
寺田農「父・寺田政明と池袋モンパルナス」

◆寄稿
「芸術家やバガボンドが集うところ」文・本田晴彦(アトリエ村資料室代表)
「詩人・小熊秀雄とは」文・沓澤章俊(旭川文学資料館学芸員)

◆グラビア
「池袋モンパルナス周辺の芸術家たち」
小熊秀雄/高山良策/春日部たすく/松本竣介/大野五郎/峯孝/長谷川利行/吉井忠/丸木位里/丸木俊/麻生三郎/舟越保武/佐藤忠良/靉光/桑原実/熊谷守一/安井曾太郎/古沢岩美/桂川寛/山下菊二/井上長三郎/難波田龍起/吉原治良

◆アトリエ村跡地や関連施設を巡る!町あるきMAP

◆トピックス
近世の歴史資料、池袋モンパルナス、森山大道
〜豊島区文化商工部文化デザイン課ミュージアム開設準備学芸グループの美術分野の取り組み〜

◆コラム
金丸悠児「池袋アートギャザリング(現:IAG AWARDS)の活動」」
「さくらが丘パルテノンの大家・初見夫妻を探る」

◆座談会
村山悟郎/松井えり菜/高山夏希/淺井裕介「現代の池袋モンパルナス」



【技法講座】顔料インクを使用した色彩豊かな描画〈前編〉スズキヨシカズ
【好評連載】野見山暁治 アトリエ日記/山下裕二の今月の隠し球 ほか
【公募展だより】大潮展・中部一水会研究展・SHUNYO NEW ARTISTS WAVE 2020

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