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蔡國強が奈良の東大寺で「船をつくる」

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Category: news

Cai Guo-Qiang, To Build A Ship,2016,Photo by Xinran Yuan, courtesy by Cai Studio

「東アジア文化都市2016奈良市」美術部門のシンボルプロジェクトとして、蔡國強によるアートプロジェクト「船をつくる」が奈良市の東大寺鏡池にて展開された。3月26日から20日間で木造船を作り、その過程を一般公開し、4月中旬から10月23日まで、完成した船を池に浮かべて展示する予定。

Cai Guo-Qiang, To Build A Ship,2016, Photo by Tatsumi Masatoshi, courtesy by Cai Studio

今回のプロジェクトは、中国からきた10人の船大工が中国からの木材で、古くから東シナ海を航行した中国伝統の木製の帆船(ジャンク船)を、東アジアの文化交流の象徴として造り上げる。また、蔡國強は東アジア文化を迎え入れたシルクロードの終着点という、歴史的・文化的に特別な意味を持つ都市である奈良で、この象徴的な船を作ることで、今の東アジアの海域ではこの船を受け止められるか、今の東アジア諸国の人々が協力してこの船を作れるか、そして、年一度のこの「東アジア文化都市」がこの船を作ろうとしているのか、それともただの年に一度の行事になってしまうのかを問いかけようとしている。

「東アジア文化都市」は、日本・中国・韓国の3か国で、文化による発展をめざす都市を各国1都市選定し、各都市が行うさまざまな文化プログラムを通して、交流を深める国家プロジェクト。日本では、横浜市(2014年)と新潟(2015年)が過去2回で選ばれた。今回は、日本の奈良市、中国の寧波市、韓国の済州特別自治道が、それぞれ「2016年東アジア文化都市」開催都市に選出された。「東アジア文化都市2016奈良市」では、「古都奈良から多様性のアジアへ」をテーマに、主に「舞台芸術」「美術」「食」を切口として、アジア諸地域の文化的共通性を確認し、発信していく。美術部門は北川フラムが代表を務める株式会社アートフロントギャラリーをディレクターとして迎え、蔡國強(中国)、キムスージャ(韓国)、川俣正(日本)、紫舟(日本)、シルパ・グプタ(インド)、サハンド・ヘサミヤン(イラン)、ダイアナ・アルハディド(シリア)、アイシャ・エルクメン(トルコ)による作品・プロジェクトを展示する予定。

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