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日本のコレクターのコレクションを集めた展覧会が香港アートセンターで開幕!

Category: exhibition

エレベーターを降りてすぐの入口では髙橋コレクションから草間彌生の立体作品がお出迎え。

香港アートセンターはこれまで3回ほど、アジアのアートシーンに貢献がめざましいコレクター達に焦点を当てた展示を毎年開催してきた。4 回目となる今回、日本のコレクターにフォーカスした展覧会が昨日20日に開幕した。展覧会のゲスト・キュレーターは森美術館館長の南條史生氏とロジャー・マクドナルド氏が務めている。



大林氏のコレクション、ライアン・ガンダーの作品を背景に行われたトーク。左からロジャー・マクドナルド氏、南條史生氏、有澤敬太氏、大林剛郎氏。

開幕に先立ち19日には大林剛郎氏と有澤敬太氏によるトーク、そして開幕当日には髙橋龍太郎氏によるトークがそれぞれ行われた。大林氏はアーティストと組んだ建築を含めたプロジェクトの魅力を語り、有澤氏は写真を中心としたアート作品の魅力、そしてコレクションに対する熱意を語った。髙橋氏は自身のコレクションを振り返りながら、日本の現代美術について宗達や光琳といった歴史的な作品も参照しながら歴史的な位置づけを解説。またネオテニーなど世界的に見ても珍しい日本の現代美術の特徴を語った。



森佳子氏のコレクションから森万里子の立体作品。背後には有澤敬太氏が所蔵する奈良原一高の写真が見える。

展覧会の内容について、共同キュレーターの一人、南條史生氏は、「今回取り上げるコレクターは有澤敬太さん、宮津大輔さん、森佳子さん、大林剛郎さん、末松亜斗夢さん、高橋龍太郎さん、吉野誠一さんです。村上隆や草間彌生、宮島達男、森万里子、Chim ↑ Pom、田中功起、写真の細江英公、奈良原一高、 志賀理江子といった日本のアートを中心に、中国のヤン・フードン、イギリスのライアン・ガンダーといった作家達の作品が集まります。」



ギャラリーの上階からは下の階の展示を見ることができる。

日本のコレクターの特徴について尋ねると、「彼らのコレクションの特徴のひとつに、国籍を問わないという点があります。また写真やビデオアートといった新しいジャンルについても柔軟に受け入れ、積極的に蒐集することも上げられます。実際に展覧会をご覧になっていただくと、非常に洗練されていてコンセプチャルな、日本文化のエッセンスが象徴的に表れているのがおわかり頂けるでしょう」と語る。



また、今回アジアの香港という場で日本のコレクターの展覧会を行うことについて、「今、香港はアジアの中でもっとも強い現代美術のハブになっています。そういう場で、日本のトップコレクター達の厳しい審美眼をクリアした質の高い作品群を、ぜひ多くの皆さんに楽しんで頂けたらと思います」と述べた。



Hong Kong Arts Centre 4th Annual Collectors’ Contemporary Collaboration—Intimate Curiosity—Invitation to Japanese Collectors of Contemporary Art

  • 会期:2016年3月20日(日)〜4月10日(日)10:00〜20:00
  • 会場:香港アートセンター・Pao Galleries
  • 観覧料:無料
  • ゲストキュレーター:南條史生、ロジャー・マクドナルド
  • 出展コレクター:有澤敬太、宮津大輔、森佳子、大林剛郎、末松亜斗夢、高橋龍太郎、吉野誠一
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