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2015年前半アメリカで開催する、注目の日本コンテンポラリー・アートの美術館展

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Category: exhibition

2015年の前半に、日本の現代美術を代表するアーティストたちによる4つのハイライト展覧会がアメリカの美術館で開催される。まずは、2月6日から5月3日グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)で「河原温—Silence」と、2月8日から7月19日までダラス美術館(テキサス州)で「アクションと未知の間でー白髪一雄と元永定正」が開催される。続いて、3月7日から7月12日までヒューストン美術館(ヒューストン)で、日本人作家の写真グループ展「来るべき世界の為に 1968から1979年における日本美術・写真における実験」が開催。5月17日から9月7日までMoMA(ニューヨーク)で「Yoko Ono: One Woman Show, 1960–1971」が行われる。

昨年に他界したコンセプチュアル・アートを代表する作家の河原温は、1950年代から「時間」や「存在」をテーマとした作品を発表し続けてきた。今回、グッゲンハイム美術館で開催する大規模回顧展は、河原が1964年から制作した全シリーズの作品を初めて一堂に展示する。「日付絵画」(Todayシリーズ)、ポストカード(I Got Upシリーズ)、電報(I Am Still Aliveシリーズ)、マップ(I Wentシリーズ)、名簿(I Metシリーズ)、新聞の切り抜き(I Readシリーズ)、絵画の目録(Journalsシリーズ)とカレンダー(One Hundred YearsとOne Million Yearsシリーズ)に加え、1964年にパリを滞在した時に描いた未完成作品のドローイングと、2点だけ残ってある河原が1965年に「Location and Title」を題にした「Todayシリーズ」のペインティングを展示する。

「アクションと未知の間でー白髪一雄と元永定正」と名付けた,「具体」の中心作家である白髪一雄と元永定正のアメリカ初回顧展は2月8日から開催される。同展では、「具体」のメンバーとしての活動だけでなく、2人の初期から晩年までの作品約60点を展示する。アクション」を具体化した白髪と、「未知」なものを表現した元永に焦点をあて、それぞれの初期の抽象の実験から、具体時代の画期的な作品、そして1970年代初期に新たな様式と創造を探求する作品を展示し、2人の美術的変遷を振返る。

Nobuo Yamanaka, Pinhole Room Revolution 1, 1973, gelatin silver prints,© Nobuo Yamanaka, the National Museum of Modern Art, Tokyo.

「来るべき世界の為に:1968年から1979年における日本美術・写真における実験」展は29名の日本人アーティストによる250点あまりの作品を展示する。1960年代末から70年代初期の日本は、国内外の政治運動により、民衆の意識が目覚め、様々な芸術ジャンルでも新しい動きが始まった。同展は、荒木経惟、大辻清司、北井一夫、高松次郎、東松照明、野村仁や森山大道などの美術家と写真家の作品で、激動する社会情勢の中、アーティストたちが試みた挑戦的な実験を海外で披露する。展示作品は、ヒューストン美術館所蔵作品に加え、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、東京工芸大学写大ギャラリー、武蔵野美術大学美術館・図書館、作家及び個人蔵から出品される。ヒューストン美術館での展示後は、9月11日よりニューヨーク大学グレイ・アート・ギャラリーと、ジャパン・ソサエティー・ギャラリーに巡回する。

Yoko Ono. Cut Piece. 1964. Performed by Yoko Ono in New Works of Yoko Ono, Carnegie Recital Hall, New York, March 21, 1965. Photograph by Minoru Niizuma. © Minoru Niizuma. Courtesy Lenono Photo Archive, New York

続いて、5月に開催する「Yoko Ono: One Woman Show, 1960–1971」は、オノ·ヨーコのアーティストとしてのキャリアの最初の11年間にフォーカスし、リサーチを行う。同展では、「Painting to Be Stepped On」(1960/1961)、「Bag Piece」(1964)や「Half-A-Room」(1967)を含め、オブジェ、ワークス・オン・ペーパー、インスタレーション、パフォーマンス、録音やフィルム、約125点の作品を展示する。

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