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Wada Fine Artsの和田友美恵ディレクターにインタビュー

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Category: interview

東京・築地にあるWada Fine Artsで、画廊のオーナーである和田友美恵さんに東南アジア美術、5月のArt Basek in Hong Kongの展示などを伺った。

— フィリピンのアーティスト、ロデル・タパヤなど、東南アジアのアーティストへの注目が高まっていますね。

和田:はい、私もフィリピンやインドネシアに度々足を運んでいます。私たちが扱っているタパヤをはじめ、東南アジアのアーティストにはパワーがあります。タパヤの作品は自国フィリピンだけでなく、ヨーロッパ、中国、日本、アメリカ、イスラエルなど、様々な地域の方に購入して頂き、去年のアート香港とアートステージシンガポールで完売しました。ただ、一口に「東南アジア」と言っても、諸国で特徴に違いがあると思います。どちらかというとフィリピンは英語圏という事で他のアジアと異なる思考、文化を持っている様に感じます。我々日本人にとっては、欧米的な方法論がむしろビジネスの上では納得が行くと感じますし、その中での美術の傾向も受け入れやすい部分が多い様に感じます。インドネシアは目覚ましい経済発展を遂げている中で、東南アジアのアート市場を支える大きな力を持ったコレクターも多く、この動向に世界中のアートマーケットが注目しています。こうした経済情勢でインドネシアのアーティストへの注目は非常に高いのも事実です。日本も政権が変わったことで経済が上向きに変われば良いですね。

— 去年までのアートHKは、今年からArt Baselになりますが、どのような展示内容をお考えですか。

和田:石田徹也の個展をします。ここ2年ほど、中国や東南アジアのアーティストの展示が中心でしたが、今回は日本の画廊としてのインパクトを出したいと思い、日本人の個展を行います。今回は、欧米に対して石田徹也という国際的にも知名度のある作家をプレゼンするいい機会になると思います。彼は2005年に亡くなっているので、最期に関わった人間としての使命感もあります。彼からは様々な大切なものを頂いたので、その恩返しをしたいです。今回は21歳の日本人女性ダンサーも呼んで、石田さんのオマージュのダンスをしてもらう予定です。偶然彼女が書店で彼の画集を見たときに、その場で涙が止まらなかったということがきっかけで、この企画が実現しました。彼女は様々なジャンルのダンスを習得していて、イギリスのバレエ学校を首席で卒業し、オリンピックフィギュアスケート代表選手などのコーチを務めたこともある実力派です。彼女のパフォーマンスは、VIP内覧会と一般公開初日の2日間です。

— それは楽しみですね。北京のY++では今どのような活動をされていますか。

和田:北京の画廊Y++はこれまでの巨大スペース思考を改め、人脈を重要視したサロン的なスペースに変更しています。中国でのビジネスは人との繋がりなくしては何も起こらないと言っても過言ではありません。今はこの4年間に築いた人脈を礎に次に繋げるステップと考えています。

— では今後、東京での活動はどうなりますか。

和田:3月22日から東京国際フォーラムで開催されるアートフェア東京に参加し、尾家杏奈、原高史、張発志などのグループ展を行う予定です。

— お忙しいところ、ありがとうございます。

和田:ありがとうございました。

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