| 編み物、ぬいぐるみ、布、絵、写真、言葉、拾い集めたオブジェなどの断片を使って、聖と俗、ユーモアと恐怖、愛と悲しみ、表と裏など人間が併せ持つ相反する感覚を日常の視点から紡ぎ出すメサジェ。
彼女は1990年代半ばから現代美術の世界で多用されるようになった素材をすでに70年代からいち早く使用し、個にまつわる物語を作品化してきた。最近では、矛盾した要素を孕む人間の複雑さを機械仕掛けの大規模なインスタレーションで展開し、特に評価を高めている。2005年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、フランス館代表に選ばれ、見事金獅子賞を受賞。
彼女を本格的に紹介する日本初の個展となる今回は、「噂」(RUMEUR)によって翻弄される人間の有り様を示すぬいぐるみ作品「噂」、ヨーロッパで発生した狂牛病に着想を得、家畜と人間の関係を動きを取り入れたインスタレーションで展開した「つながったり分かれたり」(2002年ドクメンタ出品作)などを展示。
パリ、フィンランド、韓国を巡回した国際展がこの夏、いよいよ日本に上陸する!
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