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東郷青児生誕120周年を記念した展覧会が開催!「東郷様式」に至る過程を辿る

Category: 展覧会

展覧会場の様子

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて、9月16日(土)から「生誕120周年 東郷青児展」が開催されます。それに伴い行われた内覧会の様子をご紹介します。


展覧会場の様子

二科会を中心に活動した洋画家、東郷青児(1897〜1978)は、「東郷様式」と呼ばれる甘く抒情的な画風で知られています。絵画制作だけでなく、文筆や装丁、挿絵、各種デザインや建築装飾まで幅広いジャンルで活動したと同時に、戦後の二科会の運営をリードし全国的に拡大して、美術の門戸を広げました。展覧会では、生涯モチーフとし続けた女性の描き方に注目し、初期から1950年代の画風の変化を辿っています。

写真左から、「彼女のすべて」(1917)、「パラソルをさせる女」(1916)、「コントラバスを弾く」(1915)

初期の作品は、よく知られるイメージとは異なり強い色彩と筆致で描かれています。写真中央の「パラソルをさせる女」は、第3回二科展に初出品して二科賞を受賞し、未来派と比較された作品です。その後、1922年に「イタリア未来派美術展」に作品を出品しています。

「バイオレット」(1952) 今回の展覧会のメインビジュアルに使用されています。

本の装丁や挿絵も数多く手がけています。

展覧会は4つの章で構成されています。時系列に沿って見る事ができるので、画風のや時代の変化がわかりやすいものとなっています。キャプションには各作品の初出も載せられています。

展覧会は11月12日(日)まで。その後11月23日(木)からは福岡の久留米市美術館、2018年2月16日(金)からは大阪のあべのハルカス美術館に巡回します。これまで紹介される機会の少なかった1930〜40年代の作品も多く見るチャンス、ぜひご覧ください!

生誕120周年 東郷青児展

会期 9月16日(土)〜11月12日(日)

会場 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 東京都新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階

観覧料 一般1,200円、大学・高校生800円、65歳以上1,000円、中学生以下無料

主催 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、産経新聞社、テレビ朝日

協賛 損保ジャパン日本興亜、みずほ銀行

後援 公益社団法人二科会、新宿区教育委員会

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