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「シルクロードに魅せられて 入江一子 100歳記念展─百彩自在─」上野の森美術館で華やかに開幕

Category: 展覧会


展示会場風景。

本日より、東京・上野の森美術館にて、「シルクロードに魅せられて 入江一子 100歳記念展─百彩自在─」展が開幕しました。同展は、6歳から絵を描き始め、独立展と女流画家協会展を主な発表の場として制作活動を続ける、画家・入江一子 氏が100歳を迎えたことを記念し、これまでの精力的な活動を一望する回顧展。開幕に合わせ、初日の夜には同館会場内にて華やかなオープニングレセプションが催されました。

オープニングレセプションにて登壇、トーク中の画家・入江一子氏

オープニングレセプションには、交流の深い大村智氏(北里大学特別栄誉教授、女子美術大学名誉理事長、韮崎大村美術館館長)も駆けつけた。韮崎大村美術館には入江氏の作品が収蔵されている。


展示会場風景。


展示会場風景。

入江氏は1916年山口県出身。少女時代を韓国・大邱(テグ)で過ごしました。6歳の頃から1日1枚の絵を描き続け(小学6年生のときに描いた静物画はなんと昭和の御大典で天皇に奉納されています!)、38年に女子美術専門学校師範学科西洋画部(現・女子美術大学)卒業、その後は独立展、女流画家協会展を中心に活躍を続け、69年の東南アジア・ヨーロッパ・シルクロード写生旅行以来30ヶ国を訪問。2000年には東京・杉並区に入江一子シルクロード記念館をオープンしました。

今回の集大成ともいえる回顧展では、初期の大邱時代、女子美大時代、石仏に魅せられ各地を尋ね歩いたシリーズ、ライフワークである「シルクロード色彩自在」をテーマに描いてきた大作の数々などを一堂に展示し、入江氏の絵と共に生きた100年を辿ります。半世紀近く取材を続けたシルクロードの、現場で写生した貴重な風景を自由な色彩で仕上げた200号と100号の油絵は圧巻。現在は戦禍にまみれ近づくことさえできない国々での世界遺産のスケッチの数々は、貴重な文化資料ともいえます。入江氏が旅先で入手した、制作の背景ともなったシルクロードの民俗資料も併せて紹介されています。


展示会場風景。初期の作品も多数展示されている。

展示会場風景。


展示会場風景。


展示会場風景。

明日1月28日(土)には、14:00より、美術評論家・本江邦夫氏と入江氏によるギャラリートークが行われます。また、29(日)は、会場内にて、東京オカリナカルテットメンバー・柿内美緒氏によるオカリナ演奏をお楽しみいただけます。ぜひ足をお運びください!

会場では、展覧会図録、アーカイバル版画や一筆箋、ポストカードなどのオリジナルグッズのほか、関連書籍・雑誌なども購入できる。

シルクロードに魅せられて 入江一子 100歳記念展─百彩自在─

会期:2017年1月27日(金)~2月4日(土)
会場:上野の森美術館
住所:台東区上野公園1-2
料金:一般600円、大学生400円、高校生以下無料 *障害者手帳をお持ちの方、その介助者は無料
主催:上野の森美術館、入江一子シルクロード記念館
問い合わせ先:03-3833-4191(上野の森美術館

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