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美術の窓12月号、本日発売!巻頭特集は「月岡芳年 国芳に学び、激動の時代を生きた最後の浮世絵師」

美術の窓12月号が本日発売です! 巻頭特集は「月岡芳年 国芳に学び、激動の時代を生きた最後の浮世絵師」。

突然ですが、月岡芳年という絵師を知っていますか? 天保10年(1839)、新橋の商家に生まれ、12歳で歌川国芳に入門。幕末・明治の激動の時代に、浮世絵の傑作シリーズを次々と世に送り出し、小林清親らと共に「最後の浮世絵師」と呼ばれた一人です。「芳年」の名は知らずとも、凄惨な流血表現の「英名二十八衆句」や「魁題百撰相」、逆さ吊りの妊婦の腹を今にも老婆が切り裂かんとする「奥州安達がはらひとつ家の図」などの作品を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

衝撃的な画題から「血みどろ絵師」と称された芳年ですが、実は歴史画や妖怪絵、美人画の名手でもありました。一方で新時代の潮流に乗り、新聞や小説挿絵で大衆の人気を得るなど、その画業は実に多岐にわたります。繊細な人柄ゆえか、生涯で二度精神を病みながらも、54歳で没するまで精力的に作品を発表し続けた芳年。今回の特集では、鬼才浮世絵師・月岡芳年の画業を、約60ページにわたってお届けします!

そして来る12月23日から、島根県立石見美術館で「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」が開催されます! 国内屈指の芳年作品を所蔵する西井正氣氏のコレクションから、初期~晩年までの約250点を紹介する大回顧展。師匠の国芳は近年展覧会も多く開催され注目が集まっていますが、芳年も少しずつ紹介されてきてはいるものの、まだまだ一般的な認知度は高いとはいえません。本特集で芳年という絵師に興味を持った方はぜひ、展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

※展覧会は島根県立石見美術館の後、美術館「えき」KYOTO、山梨県立博物館、練馬区立美術館へ巡回予定。

連載の「技法講座」は、鍋島正一先生による「アキーラと油絵具の混合技法で描く」〈前編〉です。

─美術の窓12月号目次─

【巻頭特集】月岡芳年 国芳に学び、激動の時代を生きた最後の浮世絵師

《巻頭グラビア》

・12歳で国芳に入門 早くも頭角を現す

・新旧・妖怪対決「和漢百物語」「新形三十六怪撰」

・大迫力の流血表現「英名二十八衆句」……全28点、すべて見せます!

・戊辰戦争の衝撃「魁題百撰相」

・世間の評判ふるわず、神経を病む 「一魁随筆」

・「大蘇」の号で返り咲き 西南戦争を描き大成功

・評判を呼んだ歴史画シリーズ「大日本名将鑑」

・美人画だってお手のもの「風俗三十二相」

・構図の妙に唸る

・こんな作品も描きました

・晩年の集大成「月百姿」

■年譜・相関図「芳年をめぐる人々」

《コラム》

・芳年は高給サラリーマンだった!?  芳年と明治のメディア ~新聞錦絵と小説挿絵~

・驚異のデッサン力を見よ!  ~素描・版下絵・下絵~

・芳年を語る言葉

《インタビュー・寄稿》

・芳年ひと筋、55年 コレクターが語る「芳年という画家」/談・西井正氣〈日本画家〉

・月岡芳年の画業/文・加藤陽介〈練馬区立美術館学芸員〉

・明治の浮世絵の面白さ/談・浦上 満〈浦上蒼穹堂代表〉

・近親者から見た芳年の人柄と暮らし/文・悳 俊彦〈洋画家〉

・千客万来 芳年展の見どころ勘どころ/文・川西由里〈島根県立石見美術館 専門学芸員〉

【技法講座】鍋島正一 アキーラと油絵具の混合技法で描く〈前編〉

【好評連載】山下裕二の今月の隠し球 ほか

【公募展便り】二科展・院展・主体展・新作家展・齣展・東京展・新制作展・行動展・双樹展・新構造展・一水会展・水彩人展・創展・大洋展・流形展・純展・新院展・一陽展・自由美術展・一期展・新日美展・版画展・新協展・独立展・二紀展・国画展・日本表現派展・大翔展・立軌展・中美展・一創会展日本文人画府展・創画展・一線美術会展・青枢展・現水展・蒼樹展

12月号の詳細はこちらをご覧下さい。

「美術の窓」12月号は全国書店、アマゾン弊社ホームページでもお求めいただけます。

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