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特別展「禅—心をかたちに—」国宝22件・重文102件、禅の名宝が勢揃い!

Category: 展覧会

死白隠慧鶴筆 達磨像 大分・萬壽寺 禅は達磨に始まり日本に伝わった。禅を庶民にまで広めた白隠の代表作。

東京国立博物館で10月18日(火)から11月27日(日)まで開催する特別展「禅—心をかたちに」。臨済宗・黄檗宗の源流に位置する高僧、臨済義玄禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖、白隠慧鶴禅師の250年遠韓を記念した展覧会になります。禅宗は、中国から伝えられた仏教の一派で、鎌倉時代から南北朝時代にかけて臨済宗を中心に行われ、臨済宗中興の祖と称される白隠は強化のために自ら多数の書画を制作し、いまや禅画の先駆者として高く評価されています。今展では、臨済宗・黄檗宗の各本山が所蔵する高僧の肖像や書、仏像、絵画、工芸を中心に、国宝22件・重文102件の禅宗美術の至宝を紹介!禅の歴史と文化を充分に理解することができるでしょう。

ちなみに「遠諱」(おんき)とは、一周忌、三回忌、七回忌…と、故人の冥福を祈る法要が、五十回忌を超えると、50年ごとの法要となり、それを○○回忌とはいわず、「遠諱」(おんき)というのだそうです。

展示風景 十大弟子立像

武田信玄、快川紹喜、織田信長、沢彦宗恩、豊臣秀吉など、戦国時代の武将たちと禅宗の関わりも紹介。戦国武将と禅僧の肖像画、さらには近世の代表的な禅僧の遺品を展覧します。近世の代表的な禅僧である僊厓義梵(1750-1837)の作品も注目。禅の教えがユーモア溢れる画風とともに伝わり、禅が民衆へ広まったのもうなずける魅力があります。

展示風景

日本と中国を行き来した禅僧たちは、禅の思想だけでなく、さまざまな文物(唐物)や風習をもたらしました。水墨画や詩画軸、巨大な障壁画や屏風は、禅宗が日本の文化にもたらした影響の大きさを示しています。上の写真は南禅寺の小方丈襖絵である狩野探幽筆「群虎図」。

展示風景

禅堂(坐禅道場)において各自が座る座席のことを単(たん)といいます。古来、「坐って半畳、寝て一畳」といわれるように、この畳一枚の広さが主な修行生活の場となります。

禅は、釈尊の坐禅による悟り、即ち仏心を言葉や文字によらず、心から心へと伝えていくことを宗旨としているといいます。今展で禅への理解を深め、さらに身近に感じるためにも、坐禅にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

禅 −心をかたちに− 臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念特別展

会期:2016年10月18日(火)〜11月27日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
料金:一般:1,600円(1,300円) 、大学生:1,200円(900円)、高校生900円(600円) 中学生以下:無料 ※( )内は20名以上の団体料金*障がい者の方とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください)
主催:東京国立博物館、臨済宗黄檗宗連合各派合議所、日本経済新聞社、BSジャパン
協賛:損保ジャパン日本興亜、東レ、トヨタ自動車、日本写真印刷、日本ロレックス
協力:大光電機、三菱レイヨン

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