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会期終了迫る! 連日大盛況の「若冲展」は5月24日まで東京都美術館で開催中

Category: 展覧会

展覧会場の様子。手前から「釈迦三尊像」、周囲を「動植栽絵」がずらりと取り囲む。

18世紀の京都で活躍した画家・伊藤若冲(1716〜1800)。85歳まで生きた若冲の初期から晩年までの代表作約80点が一堂に会する「生誕300年記念 若冲展」が、東京都美術館で5月24日(火)まで開催中です。

「釈迦三尊像 釈迦如来像」三幅 京都・相国寺蔵

色鮮やかな「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)が一堂に並んでいます。

同展の目玉はなんと言っても京都・相国寺蔵の「釈迦三尊像」3幅と宮内庁三の丸尚蔵館蔵の「動植栽絵」30幅。ぐるりと弧を描くような展示室の壁面に、色鮮やかな作品群が展示されています。東京でこれらの作品がまとめて観られるのは今回が初めて!

「象と鯨図屏風」六曲一双 MIHO MUSEUM蔵

いわずとしれた有名画家の若冲ですが、意外にも画家としてのスタートは遅め。京都の青物問屋の長男として裕福な家庭に生まれた若冲は、23歳の時に家業を継ぎます。しかし40歳で次弟に家督を譲り、画業に専念。「動植栽絵」などの超絶技巧がうかがえる繊細かつ絢爛な描写の作品群はひろく知られていますが、即興性ある筆致で描かれたユーモラスな水墨画、木版画など、幅広い作風の作品を残しました。

「鳥獣花木図屛風」六曲一双 エツコ&ジョー・プライスコレクション蔵

また同展では有数の日本美術コレクターである、アメリカのエツコ&ジョー・プライス夫妻のコレクションからも若冲作品が来日。「桝目描き」で描かれた「鳥獣花木図屛風」も出品されています!

ミュージアムショップの様子。手ぬぐいやバッグなどバラエティ豊かな品揃え。

若冲の代表作が東京に大集結する貴重な機会とあって、連日展覧会は長蛇の列だそうです。会場に足を運んだ筆者の知人は「200分待ち」の表示を見て泣く泣く断念したとか……。

展覧会の終了まで残りわずか。会期中最後の土日ということもあり今週末は大変な混雑が予想されますが、展覧会の公式サイトでは当日の待ち時間が表示されていますので、ガッツのある方はぜひ上野・東京都美術館までいらしてみてはいかがでしょうか。

「生誕300年記念 若冲展」

会 期:2016年4月22日(金)〜5月24日(火)

会 場:東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36

観覧料(税込) :当日 前売券 団体 一般 1,600円(1,300円)大学生・専門学校生 1,300円(1,100円) 高校生 800円(600円) 65歳以上 1,000円(800円)

※()は20名以上の団体料金

※中学生以下無料

※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添の方(1名まで)は無料

※5月21日(土)、22日(日)は家族ふれあいの日により18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般当日料金の半額

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、日本経済新聞社、NHK、NHKプロモーション

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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