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金沢工業大学 虎ノ門キャンパスにホフステッター・クルトのメディアアート作品が設置

Category: ニュース

新作「フェイシング・タイム東京」の前で。左から、オーストリア大使館コンスタンティン・ザウベ、メディア・アーティストのホフステッター・クルト、金沢工業大学 学事顧問の堀幸夫、司会を務めた同大学未来デザイン研究所所長のアズビー・ブラウンの4氏。

ウィーンを拠点に活躍するメディア・アーティスト、ホフステッター・クルトによるアート作品「フェイシング・タイム東京」が、金沢工業大学虎ノ門キャンパス(東京都港区)に新たに設置され、1月21日にオープニング・レセプションが開催された。

ホフステッター・クルト

ホフステッター・クルトはオーストリアのウイーンを拠点に活躍するメディア・アーティスト(1959年生まれ)。数学、映像、コンピューター、音楽、芸術などを融合させた作品を制作しており、公共のスペースにおける各種メディア・インスタレーション、ビデオやインターネットを用いた作品を各国の美術館や国際展で発表している。氏の功績を讃え、オーストリア政府・芸術文化省から2015年度の優秀な作家として特別賞が贈られている。

レセプション当日は挨拶の後、氏がこれまで手がけたプロジェクトの紹介や、新作「フェイシング・タイム」のコンセプト等のアーティスト・トークが行われた。

金沢工業大学は、1998年にスタートしたホフステッターによる地球規模のメディアアート・プロジェクト「サンペンジュラム・プロジェクト」に2005年より参加。サンペンジュラム・プロジェクトとは、地球上の時差2時間ごとの12の地点に”タイムアイ”と呼ばれる定点カメラを設置し、これらのビデオカメラが撮影する空の映像をインターネット経由で一箇所に集め、モニターにリアルタイムで映し出すというもの。1998年に始まった同プロジェクトは、世界中の大学・研究機関12ケ所とウイーン工科大学、カールスーエ・アート・アンド・メディア・センターの協力により、世界中の空の映像をライブ中継し続けている。2005年には金沢工業大学の原宿研究所の屋上にタイムアイが設置された。

「フェイシング・タイム東京」。2本の支柱にタッチパネルとモニターが設置されている

タッチパネルには東京を含む地球上の12の地点が表示されている

サンペンジュラム・プロジェクトをベースに制作された新作 「フェイシング・タイム東京」は、鑑賞者が手元にある小さいタッチパネルから地球上のある地点を選択すると、上のモニター画面に現地のリアルタイムの太陽の光が現れる。氏は今回の作品について「金沢工業大学が10年にわたってこのプロジェクトに協力してくれたことに感謝している。東京の次は香港での作品設置を考えている」とコメント。作品は学生が普段利用する13Fのラウンジスペースの壁面に設置されており、一般の方も鑑賞が可能。作品の詳細は下記URLを参照。

  *

fACING tIME Tokyo」

設置場所:金沢工業大学 虎ノ門キャンパス

港区愛宕1丁目3-4 愛宕東洋ビル13階

※作品鑑賞を希望の方は12階の同大学受付にて要申請

問い合わせ: 03-5777-2227

詳細:http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/facingtime.pdf

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