「アートコレクターズ」6月号が、本日発売です。
巻頭特集は、次々と新しい作家が登場し、表現も多様化する「立体アート」。素材やモティーフ、活躍するジャンルもさまざまな立体アーティストに焦点を当てるなかで、“ニッポン"の立体アートのもつポテンシャルについて考えます。
表紙作品は、棚田康司さんの「体操の少年」です。インドネシアでの滞在制作を経て、4月に新作個展を開催した棚田さんに、日本を離れての制作と新作をはじめ、彫刻を始めたきっかけや自身のルーツ、日本人としてのアイデンティティなど、インタビューしました。
人気作家のグラビアのほか、「再発見!ニッポンの立体アート」(群馬県立館林美術館、静岡県立美術館、三重県立美術館を巡回)を企画した毛利伊知郎氏による立体表現の歴史を辿るエッセイ、「ゆるキャラ」と立体アートの関係をめぐる青木貞茂さん(『キャラクター・パワー』の著者)のコラム、立体アートの宝庫・瀬戸内国際芸術祭の魅力、そして「こびとづかん」の作者・なばたとしたかさんと若手木彫家・中村萌さんの対談など、盛りだくさんの内容をお届けします。
また、巻頭連載「トップランナー」は、吉増剛造さん。東京国立近代美術館で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」が6月7日から開催されます。これまでの活動から4月に刊行された「自伝」、展覧会についてインタビューしています。
その他、山下裕二さん、鹿島茂さんの好評連載や展覧会情報など、充実の内容です。
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