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「距離」をテーマとした日本・キューバ現代美術展が6月に帰国展を開催

Category: exhibition

持田 敦子「Further you go, you may fall or you may learn」 2018

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は3月9日から4月28日にかけて、キューバのハバナ市にあるウィフレド・ラム現代美術センターで開催した「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」の帰国展は6月に東京・南青山のスパイラルガーデンで行う。「距離」を一つのテーマにした同展は、日本人キューバ移住120周年を記念し、キューバにおける日本文化への関心の喚起と、日本・キューバの芸術交流の発展を目指し、両国共同で実施するプログラムのひとつとして開催された。

日本では、野球や葉巻、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」に登場する音楽、ルンバやサルサなどのダンスで知られるキューバだが、現代アートについては、ほとんど知られていない。しかし、30年以上の歴史を持つハバナ・ビエンナーレは、世界中の美術ファンから注目を集め、キューバ人アーティストたちの洗練された表現の数々は、普段どこか遠いイメージのあるキューバという国を身近に感じさせる。一方で、街中を50年代のクラシックカーが現役で走り、インターネットなどの通信環境が整っていないキューバに一歩足を踏み入れると、時間がとまったような感覚にとらわれる。なお、キューバにおいて、日本人アーティストの作品はこれまでにもハバナ・ビエンナーレなどを通して、断片的にキューバへ紹介されてたが、今回は日本の現代美術をまとまった形で展示する初めての機会となる。

グレンダ・レオン「Air from Tokyo」 2017

6月に東京・南青山のスパイラルガーデンで行う帰国展は、ハバナ市での展覧会を再構築して展示する。岡田有美子、服部浩之、アベル・ゴンサレス・フェルナンデス、ブランカ・ビクトリア・ロペス、両国の4名のキュレーターがキュレーションし、日本からの岩崎貴宏、高嶺格、田代一倫、三瀬夏之介、ミヤギフトシ、持田敦子、毛利悠子の7名と、キューバからのグレンダ・レオン、ホセ・マヌエル・メシアス、レニエール・レイバ・ノボ、レアンドロ・フェアルの4名のアーティストたちによる作品を紹介する。

近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展

会期 6月6日(水)〜17日(日)

場所 スパイラルガーデン

https://www.jpf.go.jp

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