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札幌国際芸術祭2017、「芸術祭ってなんだ?」

Category: news

モエレ沼公園で設置された伊藤隆介の「長征—すべての山に登る」。地面に湧き出してきたような、100以上の廃自転車が公園の地形を横断している。

「札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)」が8月6日から10月1日まで札幌市で開催されている。2014年以来2回目となる今回の「札幌国際芸術祭」は、音楽家の大友良英がゲストディレクターを担当。「芸術祭ってなんだ?」をテーマに、企画チーム“SIAF2017スペシャル・ビッグバンド”と共にさまざまなプロジェクトを行う。クリスチャン・マークレー、宇川直宏、指輪ホテルや毛利悠子など106組のアーティストが、美術や音楽、デザインなど既存のジャンルに収まらない多数のプロジェクトを市内40ヶ所(常設展示が26ヶ所)以上で展開。

モエレ沼公園のガラスのピラミッドに設置された松井紫郎の「climbing time / falling time」。ガラスのピラミッドの1階から3回まで通路を覆うような黄色い物体、その中に、大友良英+青山泰知+伊藤隆之の「(with)without records」の一部もあります。

大友良英+青山泰知+伊藤隆之の「(with)without records」

ナムジュン・パイクの「K-567」。世界で初めて交通事故にあったロボットとして知られている「K-567」の娘として誕生してきたこの作品。今回は特別に線路を一部修復し、通電して展示している。

物質の変化、資源の循環を意図的に表現する端聡の新作「Intention and substance」。

市内にある廃業した店やデパートを展示会場にした作品もあります。こちらは北専プラザ佐野ビルに展示されている「北海道秘宝館『春子』」の展示風景。同じビルにある営業中の店もあります。

札幌宮の森美術館では、石川直樹展「New Map of North」が開催している。2001年からのべ15年を超える北海道の旅を含め、北方地域を撮影した写真群を中心に展示している。

毛利悠子は建築家清家清が設計した札幌市立大学の空中歩廊「スカイウェイ」の空間を生かし、時間や環境が摩耗・風化していく状態を追体験できる作品を展示。

札幌芸術の森では展示されているクリスチャン・マークレーの作品群とアーカイブも展示している。美術だけでなく、音楽家としてのマークレーも見られる。

札幌市資料館での「NMAライブ・ビデオアーカイブ」の展示風景。今回芸術祭のエグゼクティブアドバイサーでもある沼山良明が主宰し、1983年から札幌を拠点に即興や実験的な音楽を中心としたコンサートを企画してきたNMA(NOW MUSIC ARTS)の活動を記録した貴重な映像や資料を展示している。中には、30年前のクリスチャン・マークレーや大友良英の姿も!

北海道を代表するお土産という時代もあった木彫り熊。今回は造形作家の山里稔による木彫り熊のコレクションを中心に展示している。彫り師たちの想像力と造形力に感心!また、今回のために、市民達による応募作品も展示している。

芸術祭の会期中にも、大友さんがテーマにした「芸術祭ってなんだ?」という問い掛けが続いている。資料館で行われているアートプロジェクト「サカナ通信」で、来場者たちの答えが記録されている。中には大友さん本人の答えも。

札幌国際芸術祭2017

会期:8月6日(日)~ 10月1日(日)

会場:札幌市内各所

休場日・開場時間/会場により異なるため芸術祭公式サイトにて要確認

料金/一般 ¥2,200、札幌市民・北海道民 ¥1,800、大学・高校生 ¥800、中学生以下 無料

tel.011-211-2314

http://siaf.jp/

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