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掛川の自然、文化、歴史と現代アートが新たな魅力を紡ぎ出す「かけがわ茶エンナーレ 2017」

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Category: exhibition



茶畑の中に設置された船井美佐さんの作品

美しい緑の茶畑が広がる静岡県掛川市で、この秋、新たな芸術祭「かけがわ茶エンナーレ アートが いきづく 茶産地へ」が開幕する。去る4月19日、芸術祭の会場のひとつである大日本報徳社講堂で記者発表会が開催された。

総合プロデューサーをつとめるのは、アートプロデューサーで、「現代アートのチアリーダー」とも言われる山口裕美さん。「掛川とのご縁は講演会に招かれたことがスタートで、それから『掛川の現代美術研究会』と一緒にアーティストと職人さんのコラボで茶道具をプロデュースする『夜の美術館と現代アート茶会』を行ったり、10年にわたって掛川を楽しくしていきたいと活動を行ってきました」。「地方自治体が主催するイベントは数多く行われています。今回の芸術祭では海外の著名なゲストアーティストに大きな予算をつけてという形ではなく、日本のアーティストにしっかりと予算を渡して良い作品を作ってもらいたいと思っています。そうすることで、これまでにはない、新しいものの見方ができたらいいですね。ぜひお越しいただいた皆さんには積極的にアーティストに声を掛けて参加していただき、コミュニケーションを図ってもらいたいと思っています。それが、今回の芸術祭が目指すことの1つでもあるんです」と語る。

かけがわ茶エンナーレは「アートセレクション」として山口裕美さんがキャスティングした20名+1グループによる「喫茶去」の精神をふまえた作品展示「掛川まちなか 現代アート展」、「みんなのミュージアム」として市民有志、市民団体、地元ゆかりの作家、地域ディレクターが主体となった地域発のアート展「掛川まるごとアートプロジェクト」、「茶エンナーレイベント」としてオープニング・ファイナルをかざるシンボルイベントや各エリアをつなぐ回遊イベント、常設・定期イベントなどの「交流」と「経験」のアートイベントなどが予定されている。地元企業や団体によるオリジナル商品やサービスの展開されることになっている。
開催場所には資生堂アートハウスといった美術施設から、掛川城天守閣・御殿や大日本報徳社といった歴史的な建造物、掛川市役所や掛川市立中央図書館など、市民が日頃から利用する場、日本有数の茶産地ならではの茶畑の中などもあげられている。



かかけがわ茶エンナーレの会場の1つに予定されている掛川城

なお、「みんなのミュージアム」では、5月8日まで第3次エントリーの募集が行われているので、見に行くだけではなく、アーティストの1人として参加できる可能性もある。詳細はかけがわ茶エンナーレのウェブサイトへ。


日本有数の茶産地、掛川市が誇る「茶・茶文化」と「現代アート」が融合し、どんな新たな魅力が生まれるのか、また日本人のアーティストに焦点を絞った新しいモデルケースとしても、この秋の開幕に期待が寄せられる。



かけがわ茶エンナーレ
テーマ 「喫茶去」
会期 2017年10月21日(土)〜11月19日(日)
総合プロデューサー 山口裕美
アートセレクション出品作家 大庭大介/船井美佐/笛田亜希/川久保ジョイ/小川佳夫/ミヤケマイ/椿昇/平川恒太/増田将大/山口典子/濱口健/薄久保香/中村ケンゴ/小林孝亘/柳澤紀子/竹廣泰介/石塚隆則/丹羽勝次/丹羽菜々/長谷川愛/グループ幻触[特別展示](予定)
主催 かけがわ茶エンナーレ実行委員会
事務局 掛川市文化振興課(〒436-8650 静岡県掛川市長谷1-1-1 Tel.0537-21-1126)

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