ARTcollectors' in Asia

Subscribe to Our Free Newsletters

アート・ステージ・シンガポール2017閉幕

Category: art fair, news

アート・ステージ・シンガポール2017会場風景

アート・ステージ・シンガポール

今回で7回目となる「アート・ステージ・シンガポール2017」が1月12日から15日(プレビューは1月11日)まで、マリーナ・ベイ・サンズ・エキスポ&コンベンションセンターで開催され、33,200人の来場者を集めた。27カ国から131軒のギャラリーが出展し、うち75%が環太平洋アジア地域に拠点をもち、1/3は東南アジアに拠点をもつ。「WE ARE ASIA.」のスローガンを掲げ、地域に特化したアートフェアを作ろうする。フェアによると、今回のフェアでは東南アジアのコレクター、特にインドネシアのコレクターが前年よりも著しく増え、フェア全体の売上を支えた。

日本からは、アートフロントギャラリー、イムラアートギャラリー、nca|nichido contemporary art、URANO、オオタファインアーツ、KASSI、 CLEAR EDITION & GALLERY、GALLERY小暮、児玉画廊、さくら洞美術、SYSTEMA GALLERY、新生堂、SNOW CONTEMPORARY、成城さくらさくギャラリー、Takuro Someya Contemporary Art、ときの忘れもの、Fuji GALLERY、ホワイトストーンギャラリー、ミヅマギャラリー、山本現代、gallery UG、酉福ギャラリー、YUKA TSURUNO Gallery、YOD Gallery計24軒のギャラリーが出展した。

オオタファインアーツで展示された草間彌生の立体。

KASSIで展示された井上有一の大作。

さくら洞美術で展示されたAnne Kagioka Rigouleの大作。

新生堂で展示された岩田壮平の大作。

アートフロントギャラリーは田中望や原田郁のペインティングを売却し、竹中美幸の作品にはコミッションの依頼が入った。イムラアートギャラリーで展示された橋爪彩や三瀬夏之介のペインティングが成約され、西村圭功の作品も人気であった。URANOでは岩崎貴宏のインスタレーションが成約した。nca|nichido contemporary artでは阪本和也の個展が行われ、作品を1点売却。オオタファインアーツで展示されたシンガポールのGuo-Liang Tanのペインティングがプレビューで成約し、草間彌生の立体の大作も大きな注目を浴びた。KASSIは泉田之也や田中知美の立体など6名の日本人作家による作品と井上有一の大作を展示し、会場ではセラミックのファンから好評を得た。CLEAR EDITION & GALLERYではフェリピン人アーティストDina GadiaとAllan Balisiの作品が展示され、プレビューから問合せがあった。GALLERY小暮は例年通り好調で、上路市剛の立体作品は完売し、後藤温子のペインティングの大作等他多数成約した。児玉画廊では戸田遊里の作品が成約した。さくら洞美術は「日本の女性画家」をテーマに、戦後から現代までの3名のアーティスト田中敦子、草間彌生、Anne Kagioka Rigouleの作品を展示した。それぞれ初日から成約が続き、好調な売上を見せた。新生堂では阪本トクロウ、大森暁生、岩田壮平のグループ展を行い、それぞれの作品に成約があった。SNOW CONTEMPORARYで展示された篠崎裕美子の立体作品はプレビューで売却された。成城さくらくギャラリーは3名の日本画家末永敏明、櫻井孝美、中村英生によるグループ展を行い、作品が数点成約した。Takuro Someya Contemporary Artでは岡崎乾二郎の作品にコミッションの依頼が入った。ときの忘れもので展示された葉栗剛の彫刻や草間彌生の版画が成約。Fuji GALLERYで展示された阿部高大の作品が売却された。ホワイトストーンギャラリーは日本人アーティストのグループ展を行い、草間彌生の70年代末のペインティングはプレビューで成約され、名坂有子やミズ・テツオの作品、若手アーティスト渡辺おさむの立体作品も数点成約した。ミヅマギャラリーではHeri DonoやRober Zhaoなどの作品が展示され、数点成約。山本現代は篠原有司男、Yayoi Deki、Edgar Martinのグループ展を行い、好評を博した。gallery UGで展示された和田朋子の日本画やTakayuki Niwaの立体の小品が成約した。酉福ギャラリーで展示された津守秀憲や藤掛幸智のガラス造形作品はプレビューで成約した。YUKA TSURUNO Galleryでは松川朋奈の全出展作品が香港のコレクターに購入され、笠井麻衣子のペインティングも成約した。YOD Galleryではフィリピンの彫刻家Daniel dela CruzとRenz Baluyotの二人展に加え、草間彌生の版画も展示し、プレビューでそれぞれの作品が成約した。

成城さくらさくギャラリーで展示された櫻井孝美の作品。

ホワイトストーンギャラリーで展示された草間彌生の大作。

ミズマギャラリーで展示されたindieguerillasの作品。

山本現代で展示された篠原有司男の大作。

gallery UGで展示された野原邦彦の立体。

売上が好調の海外ギャラリーも少なくない。インドネシアのGajah Galleryで展示されたインドネシア人アーティストRudi Mantofaniの作品が、開始15分で現地のコレクターにより280,000シンガポールドル(約2248万円)で成約した。台北から初出展のGalerie OVOは作品が数点成約し、価格帯は3,600米ドルから25,000米ドル(約41万円〜286万5千円)である。Art Agenda, S.E.Aはシンガポール人アーティストCheong Soo Piengの作品を150,000シンガポールドル(約1204万円)で売却。STPIではRirkrit Tiravanijaの作品が80,000米ドル(約916万9千円)で成約、シンガポール人アーティストHan Sai Porの作品が10,000米ドルから40,000米ドル(約114万6千円〜458万5千円)の間で売却された。Sullivan+Strumpfは若手のインドネシア人作アーティストIrfan Hendrain及びオーストラリア人アーティストKaren Blackの作品が好評を博した。Sundarum Tagoreは千住博のウォーターフォールシリーズ作品などを展示した。

STPIで展示されたRirkrit Tiravanijaの作品。

Gajah Galleryで展示されたRudi Mantofaniの作品。

Sullivam+Strumpfで展示されたIrfan Hendrainの作品。

東南アジア・フォーラム@アート・ステージ・シンガポール

ギャラリーの展示に加え、「展示+トーク」のプログラムである「第二回東南アジア・フォーラム」、6名のシンガポールをベースとするコレクターが自らのコレクションを展示する新たなコンテンツ「コレクター・ステージ」も行われた。「第二回東南アジア・フォーラム」は「Net Present Value: Art, Capital, Future」をテーマとし、資本主義がグローバル化した今日において、アートビジネスがどうあるべきかについて専門家たちが議論を通じて探究する。コレクター・ステージには東南アジア出身の作家による作品をはじめ、Lee Friendlander、Steve McQueenの作品も見られた。

東南アジア・フォーラム/カンボジア人アーティストSvay Sarethのビデオ作品 「I, Svay Sareth, eat ruber sandals.」, 2015, Single-channel video, HD, 9'46", looped

東南アジア・フォーラム/Yoshinori Niwa、ドキュメンタリービデオ「Selling the Right to Name a Pile of Garbage」(ゴミ山の命名権を売る),2014, Single-channel video, 25'43"

コレクター・ステージ/インドネシア人アーティストHandiwirman Saputraのインスタレーション作品「Pose No.1」「Pose No.2」「Pose No.3」2008年

コレクター・ステージ/Lee Friendlanderの写真作品 1960〜80年代の作品6点を展示

アート・ステージ・シンガポール2017

会期:1月12日〜1月15日(プレビューは1月11日)

会場:マリーナ・ベイ・サンズ・エキスポ&コンベンションセンター

http://www.artstage.com/singapore/site/home

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

お問い合わせ
  • 株式会社 生活の友社
  • 〒104-0061
  • 東京都中央区銀座1-13-12 銀友ビル4F
  • Tel. 03-3564-6900
  • Fax. 03-3564-6901
[ 美術の窓 ]
[ アートコレクターズ ]
[ ARTcollectors' in Asia ]
[ 書籍 ]
[ オンラインショップ ]