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東京都写真美術館 リニューアルオープン展は、杉本博司展

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Category: exhibition

大規模改修工事のため休館していた東京都写真美術館(東京・恵比寿)が、9月3日にリニューアル・オープンを迎えた。それを記念して、「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展を開催。世界で初めて発表する杉本さんの新シリーズ「廃墟劇場」に加えて、「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」と新インスタレーション「仏の海」の3シリーズが展示されている。

入口の正面には海景シリーズの「Sea of Calilee, Golan」(1992年)

作品の隣に、杉本さんが直筆で書かれたテキストが並んでいます。

「人類と文明の終焉」という壮大なテーマを掲げる同展では、3つのシリーズを2フロアにわたって展示。3階では、文明が終わる33のシナリオを自身の作品や収集した古美術、歴史資料等で構成した本邦初公開となるインスタレーション「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」が展開。

鎌倉時代の雷神像と写真作品「放電場」などを組み合わせた「美術史学者」

イラストレーションの近くに、杉本さん、そして本人の指名による浅田彰、宮島達男、磯崎新や南條史生など32名の代筆者が直筆で書いたシナリオも公開しています。

2階では、世界初発表となる写真作品シリーズ「廃墟劇場」に加え、、10年以上にわたり取り組んでいる京都・三十三間堂の千手観音像を撮影した「仏の海」も新インスタレーションとして展示。

世界初公開となる「廃墟劇場」シリーズ

「廃墟劇場」は、杉本さんが1970年代から制作している「劇場」が発展した新シリーズで、廃墟と化したアメリカ各地の映画館で撮影されたもの。劇場で自らスクリーンを張り直して映画を投影し、上映1本分の光量で長時間露光して仕上げられた。真っ白になったスクリーンにはどういう世界が映れされていたでしょうか? 答えは会場で!


京都・三十三間堂の千手観音を撮影した「仏の海」を、新たにインスタレーションとして発表。

「仏の海」の空海に、1つの「Five Elements」が設置されている。球体の中に、小さな海景シリーズ(バルト海)の作品が見えます。

会場に来られた杉本博司さん。新シリーズ「廃墟劇場」の前で。

なお、同時期に地下1階で「世界報道写真展2016」を開催し、1階上映ホールで「草間彌生 わたし大好き」「氷の花火 山口小夜子」9月9日まで公開している。

杉本博司 ロスト・ヒューマン

会期:開催中〜11月13日(日)

世界報道写真展 2016

会期:開催中〜10月23日(日)

https://topmuseum.jp/

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