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GALLERY SIDE 2の島田淳子ディレクターにインタビュー

Category: art fair, interview

(G-tokyo 2013会場 GALLERY SIDE 2 占部史人個展展示風景)

東京・六本木にあるGALLERY SIDE 2で、島田淳子さんにインタビューをした。

―こちらの取扱作家である、現役愛知県芸大学院博士後期生の占部史人さんがシャルジャビエンナーレに参加されましたね。
島田:はい。コートヤード(中庭)をテーマに今回は、100人以上の作家さんから7人だけが選ばれるシャルジャ・ビエンナーレ・プライズを最年少で受賞しました。井上有一さんや、アーネスト・ネト、ガブリエル・オロツコ、アピチャッポン・ウィーラセタクンといったベテランの作家たちと共に展示され、また今東京都現代美術館で個展をされているフラシス・アリさんと交流を持つことが出来たり、若手の作家さんにとっては最高の経験だったと思います。

―素晴らしいですね。去年のArt HKでは占部さんの個展をされていましたが、今年のアートバーゼル香港ではどのような展示になりますか。
島田:今年はInsightsのセクションで、ウドムサック・クリサナミス、花澤武夫、齋藤雄介の3人展をします。タイ作家のウドムサック・クリサナミスは、東京都現代美術館の「アートと音楽─新たな共感覚をもとめて」(2012年10月27日〜2月3日)にペインティングを発表しました。花澤武夫は、以前大原美術館のレジデンスプログラムARKOに参加したこともあり、来月はソレントのアートホテルグランパラディソで100部屋100人のアーティスト100年(100 Rooms 100 Artists (or Performers) 100 Years)というテーマで行われるコミッションワークの中で、パーマネントコレクションとして作品を展示します。そして齋藤雄介は日常のマテリアルを使って彫刻、空間を作るアーティストです。以前、私たちのギャラリーで大きなインスタレーション展示をしたこともあります。今回は、「現代の日常」をテーマに、あえて自分の身近なものを媒体として制作している3人の展示になります。ウドムサックの作品3点、花澤の大作・彫刻作品が1点ずつと小品4点、そして斎藤の彫刻2点とコラージュ2点を展示する予定です。

―バーゼルになったことによる期待や変化はありますか。
島田:去年から少しずつ変わってきていて、来て下さる方にとってアクセスしやすく、ものが見やすくなっていると感じます。また、バーゼルやマイアミのフェアにお越しになるヨーロッパのお客様が香港のフェアにも少しずつ増えているように思います。香港でのアートフェアは、私たちのようにアジアにある画廊にとって非常に重要な基点です。現代美術では、西洋の画廊でデビューして作家のキャリアが上がるというパターンがいまだに多く、日本だけではなかなかインターナショナルな活動が難しいのも現状です。香港でのフェアは、そうした現状のなかで世界に向けてアートを発信できる場でもあります。そしてアジアで知り合ったお客様とは、今後の展開が興味深いです。現代美術が好きな潜在的なコレクターの方もいらっしゃいますしね。日本の中だけでなく、海外にもお客様を見つけて作家がどこの国に行っても活動できるようにサポートすることが画廊の仕事だと考えておりますので、その点でアートバーゼル香港にはチャンスが広がっていると思います。

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