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TOMIO KOYAMA GALLERYの小山登美夫デレクターにインタビュー

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Category: art fair, interview

東京・清澄にあるTOMIO KOYAMA GALLERYで、小山登美夫さんにインタビューをした。

─ 香港ではどのような展示をされる予定ですか。
小山:昨年と同様、今回もグループ展になります。メインは風能奈々の2×6m程の大きな新作です。風能奈々は1983年静岡県の生まれのアーティストで、彼女の作品には強い物語性があります。技法も特徴的で、例えば、染料とクリアジェッソと、アクリル絵具をレイヤー状に重ねたり、マスキングペンを使って、描いたところを剥がしていくといった技法などで描いています。あと、中国のジャオ・シュエビン 、日本の井上有一、菅木志雄、安藤正子、川島秀明、蜷川実花などの作品も出展します。私達のギャラリーに所属する作家たちについてより多く知って頂ければと思います。

─ バーゼルになったことによって期待されている方も多いのですが、小山さんはどのようにお考えでしょうか。
小山:基本的には去年のアート香港と変わらないと思いますが、欧米のお客様が増えるのではないでしょうか。バーゼルやマイアミのフェアには日本、中国、インドなど、アジアのギャラリーの出展は10数軒しかありません。やはりアジアのギャラリーがどういったアートを紹介しているのかを見て頂く機会はアジアでのフェアしかないですから、その点に関していいと思います。アジア圏の方々にとっては、バーゼルに行かなくても欧米を含め、様々な地域のハイクラスな作品を香港で見ることができます。香港は、交通、ホテル、食事など、ビジネスや観光に相応しい設備が整っています。日本からは、とても行きやすいと思います。  今アジアの方々は自国の作品を買うことに熱心です。逆に、欧米のお客様は自国以外のアーティストの作品を購入することに高い関心を寄せています。今は自国のアートに注目されているアジアの方々の関心が、バーゼル香港などアジアにおける国際的なアートフェアによって変わってくると面白いと思います。最近ではシンガポールのコレクターがイギリスの作家の作品を購入されたり、色々な情報を集めておられたりしますので、そのような活性化が図れればいいですね。祖国で有名な作家でも海外では作品が売れないこともあるので、今年はどうなるのか注目しています。


(G-tokyo,TOMIO KOYAMA GALLERY展示風景)

─ Art Fair TokyoとG-tokyoでの展示についてもお教え下さい。
小山:Art Fair Tokyoではいつも日本のお客様をターゲットとした出展内容を考えています。今回はダミアン・ハーストの版画を筆頭に、取扱作家の作品を展示しました。G-tokyoでは、「in between」をテーマに、壁面は使用せず、管木志雄、桑田卓郎、青木良太など、彫刻・オブジェと陶器・工芸を一緒に展示しました。壁をたてない代わりに、キューブ状の台座に作品を乗せた形での展示にしました。

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