佐賀県立美術館のリニューアルを記念して、紙の椅子「Honey-pop」や繊維を窯で焼いた「PANE Chair-パンの椅子」などで知られ国内外で高く評価されているデザイナー吉岡徳仁さんの展覧会が開催されています。今回のテーマは「TORNADO」。会場内は200万本を超える数のストローが生み出すトルネード(竜巻)に埋め尽くされています。
今回の展覧会では最後のお部屋以外は、すべてストローの生み出す風の形、トルネードに覆われています。その竜巻が生み出す道筋に沿って歩いていくと、現れてくるのは吉岡さんが世界的に注目を浴びるきっかけとなった「Honey-pop」。紙で作られた椅子で、最終的に人が座ることで完成するこれまでにない椅子の新しい形です。そして、風に誘われるように進んでいくと、波紋を結晶化させたようなガラスのベンチ「Water Block」や自然の結晶化を成長させて作られた「VENUS-Naturarl crystal chair」といった代表作に出会います。
Category: exhibition
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